スコダ・ファビア・コンセプトがジュネーブに登場
公開 : 2014.02.04 19:30 更新 : 2017.06.01 02:14
スコダは3月に行われるジュネーブ・モーターショーで、新しいファビアのコンセプト・モデルを出品する。このファビアはフォルクスワーゲン・グループのMQBプラットフォームの中でも短いバージョンであるMQB-Aと呼ばれるプラットフォームをベースとしたモデルだ。将来的には、このプラットフォームは、フォルクスワーゲン・ポロとセアト・イビーサの次のモデルにも使われるもの。
新しいプラットフォームは、現在のモデルよりも長く、インテリア・スペース、ブート・スペース共に向上している。現在のファビアは、全長4000mm、全幅1642mm、全高1498mmで、リア・シートを倒すと1180ℓのブート・スペースが現れる。
新しいファビアは、ごく最近フェイスリフトされたイエティのような大きなスコダ・バッジを持ち、付き出したフロント・グリルなどが与えられている。
スコダのボス、ウィンフリート・ヴァーランドは、新しいファビアが「より若々しいアピールで、現行のS2000ラリー・モデルからもインスピレーションを受けたデザインとなる。」とコメントしている。
ファビアのエンジンは、フォルクスワーゲン・グループから供給されるもので、1.2ℓ、1.4ℓのTSIと、1.6ℓのディーゼルがラインナップされる。また、フォルクスワーゲンUp!に搭載される1.0ℓ3気筒も用意されることになるだろう。
プロダクション・モデルは秋のパリ・モーターショーでデビューし、来年始めにも販売が開始されることになる。