【軽キャンパーにも】大画面ナビ・ストラーダFシリーズ ジャパンキャンピングカーショー2021に登場

公開 : 2021.04.02 20:45  更新 : 2023.11.24 14:36

キャンピングカーショー開幕! スズキ・エブリィの軽キャンパーに、大画面カーナビ、ドライブレコーダーを装着した車両が、パナソニック・ブースに展示されました。

軽キャンパーだって装備充実

幕張メッセで開幕した「ジャパンキャンピングカーショー2021」のパナソニック・ブースに、スズキ・エブリィの軽キャンパーが登場。

ステージ21社(神奈川県)が、エブリィバンをベースにカスタムビルドした「リゾートデュオ・バスキング・エブリィ」だ。

ジャパンキャンピングカーショー2021(会期:4月2日~4月4日)では、最新のカーナビ、連携ドライブレコーダーを搭載した軽キャンパーに出会える。写真は「リゾートデュオ・バスキング・エブリィ」。
ジャパンキャンピングカーショー2021(会期:4月2日~4月4日)では、最新のカーナビ、連携ドライブレコーダーを搭載した軽キャンパーに出会える。写真は「リゾートデュオ・バスキング・エブリィ」。

これは、ソーラーパネル/走行充電システムの2系統充電に加えて、家庭用AC100Vからのチャージにも対応するという電装環境を整えた優れもの。

バッテリーの増設もできるうえ、クーラーの「冷え蔵X」、ポータブル冷蔵庫なども装備している。

エブリィに「CN-F1X10BLD」

車中泊を無理せず楽しめる軽キャンパーとあって、運転席まわりにもこだわりが。

インパネの正面には、10インチ・カーナビの人気フローティング・モデル、パナソニック・ストラーダのFシリーズ「CN-F1X10BLD」を設置。

パナソニック・ブースでは、10インチ・フローティング画面のカーナビ、ストラーダFシリーズ「CN-F1X10BLD」を搭載したスズキ・エブリィのキャンパーが展示されている。
パナソニック・ブースでは、10インチ・フローティング画面のカーナビ、ストラーダFシリーズ「CN-F1X10BLD」を搭載したスズキ・エブリィのキャンパーが展示されている。

大きな画面は、HD画質の「有機ELディスプレイ」なので、ブルーレイディスクを高画質で再生できる。

その映像は、2人が広々と寝られるベッドスペースに備え付けた15インチ・フリップダウンモニターにも出力されるから、クルマのなかのエンタメ機能としてキャンプを盛り上げてくれそうだ。

連携ドライブレコーダーもHD画質

また、ドライブ中のトラブルをフルHD画質で記録する2カメラ式ドライブレコーダー「CA-DR03HTD」を装備。

前記のカーナビに連携するモデルだから、前と後ろのカメラ映像を、ナビ画面にその場で映して確認することができる。

こちらは、ストラーダの7インチ・インダッシュ式モデル「CN-RE07WD」。会場では、ナビ画面を連携ドライブレコーダーの後方カメラ映像に切り替えるデモを体験できる。
こちらは、ストラーダの7インチ・インダッシュ式モデル「CN-RE07WD」。会場では、ナビ画面を連携ドライブレコーダーの後方カメラ映像に切り替えるデモを体験できる。

さらに、リアビューカメラ「CY-RC500HD」をリアバンパー部に搭載しているので、リバース操作時にはその映像が大画面に表示される。アウトドア・シーンでクルマを取り回す際などに重宝することだろう。

会場には、同じくFシリーズの9インチ・フローティングモデル「CN-F1D9VD」も出展。インダッシュタイプでは、7インチ・モデルの「CN-RE07WD」が展示され、ナビ画面を連携ドライブレコーダーの映像に切り替える操作などを体験できる。

そしてこの春、ストラーダFシリーズは装着対応車種が追加されたというニュースが届いている。

新型Nワンほか、460車種以上に適合

text:Hideaki Hamasaki(浜先秀彰)

Fシリーズが支持を得たいちばんの理由は、一般的なカーナビ(7インチ画面)の約2.3倍も大きな10インチ大画面や、約1.8倍も大きな9インチ大画面ながら、多くのクルマに装着できる汎用性の高さ。

他社のほとんどの大画面ナビは車種専用ボディのために装着できる車両が数種類に限られてしまう。だが、Fシリーズならばフローティングスタイルの「DYNABIGスイングディスプレイ」により、本体部分は規格サイズといえる「2DIN」に収まる。

装着可能車種が、ついに460車種以上となったストラーダFシリーズ。ナビ本体を2DINスペースに収めるフローティング構造により、ご覧のように大画面を好みの向きに調整できる。
装着可能車種が、ついに460車種以上となったストラーダFシリーズ。ナビ本体を2DINスペースに収めるフローティング構造により、ご覧のように大画面を好みの向きに調整できる。

現行車だけでなく旧型を含めたさまざまな国産車に対応するわけだ。

最新モデル「CN-F1X10BLD」が昨秋にデビューした時点での適合車種は430車種以上。それが、今春新たに増え人気急上昇中の「ホンダNワン」、マイナーチェンジを行った商用車「タウンエースバン/トラック」などにも装着が可能に。

これで装着可能車種は460種以上となった。なお、最新の適合情報はパナソニックのウェブサイトに掲載されており、愛車に装着できるかどうかがひと目でわかる。

しかもDYNABIGスイングディスプレイには調整機構が備わっており、奥行き(取付け時のみ)、上下スライド、前後角度(約-20°~約+60°)、左右角度(左右-15°~+15°)の調節が行える。

自分にとってもっとも見やすいポジションに画面をセットでき、ハザードやエアコン操作パネルなど、インパネに装備されているスイッチが操作しにくくならない場所を選んだり、エアコンの吹出し口にかからないように避けられるのだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。
  • 執筆 / 撮影

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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