【価格アップは必至か】新型トヨタGR 86 「エントリーグレード」設定は? 予想
公開 : 2021.04.12 05:45 更新 : 2021.10.27 21:48
「排気量据え置きグレード」という提案
GRスープラやGRヤリスのようにシャシーはそのままで安価なパワートレインを搭載する、という手法を考えるのであれば、最も適しているといえるのは従来型に搭載されていたFA20型エンジンのキャリーオーバーだろう。
正式には発表されていないが、新型に搭載される2.4LエンジンはFA24型といわれており、その名のとおりFA20型の排気量拡大版というもの。
基本プラットフォームが大きく変わっていない新型モデルであれば、FA24型からFA20型への換装も難しいことではないだろう。
気になるエミッションの問題も、より排気量の大きなFA24型が問題ないのであれば、それよりも小排気量のFA20型でも問題なさそうだ。
すでにそのルックスはもちろんのこと、すでに試乗を済ませたジャーナリストらからは高い評価を集めるハンドリングなど、従来型よりも大きくレベルアップしていることは間違いない新型だけに、ピークパワーこそ劣るものの、鼻先の軽くなる2Lエンジンを搭載し、手の届く価格になったグレードが存在するのであれば歓迎したいというユーザーも少なくないハズ。
それにFA20型エンジンは従来型で多くのチューニング手法が確立されているエンジンということもあり、より手軽にスポーツカーカルチャーを楽しむことができるのではないだろうか?
以前は海外仕様に存在するFA24ターボを搭載したハイパフォーマンス版が登場するか? という話もしたのだが、冷静に考えてみると2Lエンジン仕様が登場した方がよりスポーツカーのすそ野を広げることに繋がるような気がしてならないのだ。