【斬新なフラッグシップモデル】新型シトロエンC5 X 欧州発表 SUV、セダン、ワゴンの融合
公開 : 2021.04.13 06:25 更新 : 2022.08.31 13:00
「運転されたいクルマ」でもある
デザイナーのピエール・ルクレールは、「自分が運転したいクルマであると同時に、運転されたいクルマでもあります」と語った。
パノラミックルーフと大きなウィンドウは車内を明るくし、フロントとリアのウィンドウには吸音材を使用してロードノイズを抑えているという。
内燃機関の詳細はまだ発表されていないが、他のモデルに搭載されているピュアテック130と180のガソリンエンジンが用意され、それぞれ8速ATを介して前輪を駆動し、価格は約2万7000ポンド(404万円)からとなる見込み。
前輪駆動のプラグイン・ハイブリッド車は3万5000ポンド(524万円)からで、EMP2プラットフォームを使用する他のPSAの電動モデルと共通のパワートレインを採用している。1.6Lのターボチャージャー付きガソリンエンジンと、トランスミッションに取り付けられた電気モーターの組み合わせにより、最高出力225psを発揮し、13.2kWhのバッテリーで50kmのEV走行が可能だ。性能や燃費の詳細については、数か月後に発表される予定だ。
シトロエンは、他のセグメントの従来型モデルからC5 Xに購入者を引き寄せたいと考えているようだ。購入者の約25%がワゴンから、21%がセダンから、15%が小型SUVからの乗り換えになると予想されている。