メルセデスSクラス・クーペはジュネーブでデビュー
公開 : 2014.02.10 20:20 更新 : 2017.06.01 02:14
来月のジュネーブ・モーターショーでデビューし、夏の終わりには販売が開始されるメルセデス・ベンツSクラス・クーペは最終テストの段階に入っている。
そのスタイリングは、昨年のフランクフルト・モーターショーで発表されたコンセプト・モデルのものを多く引き継いでいる。インテリアもセンターコンソールに付けられた巨大なLEDスクリーンや、コマンド・システムが装備される。
このSクラス・クーペのプラットフォームは先ごろデビューしたSクラスと同一。C117という内部コードの付けられたSクラス・クーペは、現行のCLに代わるモデルである。
Sクラス・サルーンの構造から想像するに、このSクラス・クーペもCLに対して大きくボディ剛性がアップしているものと考えられる。また、マジック・ボディ・コントロールの装備など、乗り心地もかなり向上していると思われる。
エンジンは、サルーンほど多くは用意されないようだ。しかし、449bhpの4.7ℓV8と、577bhpの5.4ℓV8、そしてトップ・モデルには621bhpのV12は4WDモデルとして設定される。トランスミッションは7Gトロニック・プラスが組み合わせられる予定だ。
また、少なくとも1モデルはハイブリッド・バージョンも用意される。