ホンダ・シビック・タイプRコンセプト
公開 : 2014.03.04 22:15 更新 : 2017.06.01 02:14
新しいホンダ・シビック・タイプRコンセプトがジュネーブ・モーターショーで公開された。このコンセプト・モデルは1年以内にはショールームにプロダクション・モデルとして並ぶ予定だ。
このタイプRは、シビックのホット・バージョンというよりも、レーシング・モデルをロード・ゴーイング・モデルにコンバージョンしたものだとホンダは主張している。
スタンダートのシビックよりも30mm低く、張り出したホイールアーチ、大きなフロント・スポイラー、そして最も特徴的なリア・スポイラーなどがスタイリング上の大きな違い。ルーフ、フロント・ドア、テールゲートのみが通常のシビック・ハッチバックと共通となる。
タイプRは、6ヶ月にわたってスウィンドン・デザイン・センターで開発が行われた。
そのプロジェクト・デザイナー、長谷川勝は「今までで最も派手なタイプRであり、プロダクション・モデルも同様となるだろう。」とコメントしている。
エンジンは新しい2.0ℓターボが搭載される。そのパワーは280ps以上で、エンジニアによれば300ps以上も達成できているという。トルクは2000rpmで41.5kg-mだ。
ホンダは、このタイプRのライバルは、ゴルフGTIやフォーカスSTではなく、ゴルフRやフォーカスRSと考えている。また、ニュルブルクリンク最速FFハッチを目指すともしている。そのタイムは8分を切ることが目標だ。