【世界初公開】新型レクサスES 内外装/安全技術、刷新 日本発売は2021年秋頃

公開 : 2021.04.19 14:12  更新 : 2021.04.19 17:33

新型レクサスES 先進予防安全技術

レクサスはモビリティ社会の究極の願い「交通事故死傷者ゼロ」を掲げ、安全技術開発を進める。

新型ESのレクサス・セーフティ・システム+も、これまでのモデルで培った安全技術によりアップデートされた。

新型レクサスES(2021年)のデジタルアウターミラー。
新型レクサスES(2021年)のデジタルアウターミラー。    レクサス

従来のレクサス・セーフティ・システム+に採用している「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、交通事故や事故死傷者の更なる低減と、ドライバーの負担軽減をめざし、緊急時操舵支援などの機能追加や車線認識性能の向上を実現。

また、運転支援時にドライバーにとって自然で、安心感のある車両挙動を追求した。

加えてデジタルアウターミラー、インナーミラーともにカメラをアップデート。LEDのちらつきを大幅に低減するとともに画質を向上させた。

レクサス・セーフティ・システム+とは?

単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」の対応領域を拡大。

交差点右折前に前方から来る対向直進車や、右左折時に前方から来る横断歩行者も検知可能になった。

新型レクサスESは単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上を果たした。
新型レクサスESは単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上を果たした。    レクサス

加えてドライバーの操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストする緊急時操舵支援や低速時の事故予防をサポートする低速時加速抑制などの機能が追加された。

レーン・トレーシング・アシスト拡大

同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する高度運転支援機能「レーン・トレーシング・アシスト」の車線認識にAI技術を活用することで支援範囲を拡大した。

カーブの大きさに合わせあらかじめ減速

自動車専用道路などにおいて設定した車速内で前走車との距離を一定になるよう加減速制御する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」に、カーブの大きさに合わせてあらかじめ減速するカーブ速度抑制機能を採用した。

先行車や対向車を検知し、自動でハイビームを制御する「オートマティックハイビーム」や、カメラで主要な道路標識を読み取り、マルチインフォメーションディスプレイに表示する「ロードサインアシスト」も備わる。

ドライバー異常時対応システム

「レーン・トレーシング・アシスト」制御中にドライバーの無操作状態が継続した場合、音と表示と緩減速による警告でドライバーに操作を促すほか、ハザードとホーンで車外に異常を報知しながら自車線内に減速停車し、自損/加害事故の回避/事故被害低減を支援する。

停車後は、ドア解錠やヘルプネット自動接続による救命要請もおこない、早期のドライバー救命・救護に寄与する。

アクセル/ブレーキ踏み間違いを予防

駐車場などにおけるアクセルとブレーキのペダル踏み間違い時の衝突や、接近する後方車両との接触事故による被害の軽減に寄与するパーキングサポートブレーキ、車両周辺の安全確認をサポートするパノラミックビューモニターなど、先進安全装備を積極的に導入する。

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