ポルシェ、新しい小型サルーンを計画
公開 : 2014.02.14 21:10 更新 : 2017.06.01 02:14
ポルシェのボス、マティアス・ミュラーによれば、第7のモデルをラインナップに加えることを計画している。ミュラーは「それぞれのモデルは7年間というライフサイクルが妥当だと考えている。そうなると、7つのモデルをラインナップすることにより、われわれは毎年、マイナーチェンジとかではなく、新型車を発表できることになる。」と語った。
現在、ポルシェは、911、パナメーラ、カイエン、マカン、ケイマン/ボクスター、そして918スパイダーという6つのランナップを持つ。これに新しいモデルを加えると、7モデルのラインアップが完成するというわけだ。
この第7のモデルは、BMW 5シリーズのライバルとなる小型サルーンで、アウディのA4、A5、A6、A7、A8と、Q5によって使われる新しいMLBプラットフォームがベースとなる。その新しいMLBプラットフォームは、2015年にデビュー予定の新しいA4でデビューすることになっている。
マカンは第一世代のMLBプラットフォームをベースに作られたが、このポルシェの新型小型サルーンは、新世代のMLBプラットフォームをベースとする。このプラットフォームは、ポルシェの新しいドライブ・トレインやギアボックス、そして4WDにも対応することが明らかになっている。
そのモデルにゴーサインがでるかどうかは、親会社であるフォルクスワーゲンの会長、マーティン・ウィンターコルンの決定に掛かっている。このモデルが実現するのなら、毎年300,000台という目標が達成されることになるだろう。
また、ミュラーは、マカンのターボSおよびGTSバージョンも進行中であると明かしている。