【アルピーヌとコラボも】ロータス、2020年代にEV専業へ SUVの可能性も

公開 : 2021.04.27 20:35  更新 : 2021.10.09 22:30

アルピーヌとコラボ、2025年実現?

今年のはじめに発表されたアルピーヌとのコラボレーションも、2025年に登場するBEVスポーツカーのためのエレクトリック・スポーツカー・アーキテクチャーが鍵になるという。

すでにアルピーヌとの共同作業は開始されており、おそらくアルミ接着の構造となるであろうプラットフォームを共有するかたちでイギリスとフランスを代表するブランドからBEVスポーツカーが誕生することになる。

アルピーヌA110
アルピーヌA110    アルピーヌ

ロータスが現在開発中のエレクトリック・スポーツカー・アーキテクチャーは、バッテリーの搭載位置に特徴がある。

一般的なBEVは床下にバッテリーを敷き詰めるレイアウトが一般的になっている。だがハンドリングに強いこだわりを持つロータスは、バッテリーをドライバーの背後にミドシップマウントすることで、伝統的なハンドリングを継承しようとしているのである。

慣れ親しんだ3モデル(エリーゼ/エヴォーラ/エキシージ)の生産が年内に終了し、そこからエミーラが上陸するまでの間、ロータスのショールームにはちょっとした空白の期間となるだろう。

しかしそれはロータスの過去に例がないほどの大きな変革が順調に推移している証でもあるのだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。

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