レンジローバー・イヴォークにスポーティ・バージョン
公開 : 2014.02.18 22:10 更新 : 2017.06.01 02:14
レンジローバー・イヴォークにスポーティ・バージョン、オートバイオグラフィー・ダイナミックが追加された。イヴォークにオートバイオグラフィーの名が冠されたグレードは初めての追加だ。
このオートバイオグラフィー・ダイナミックは、現行の2.0ℓターボ・ユニットを44bhpアップの281bhpのパワーと、6.1kg-mアップの40.8kg-mのトルクを持つモデル。ランドローバーによれば他のモデルよりもレスポンスに優れる9速ZF製ギアボックスが組み合わせられる。また、センター付近での精度を上げるためにステアリングもシャープに改良された。
サスペンションも、より堅いスプリングと再調整されたダンパーが与えられているが、乗り心地には影響がないとしている。
このオートバイオグラフィー・ダイナミックには、イヴォークのアクティブ・バージョンに採用されている4WDシステムとトルク・ベクタリング・ブレーキが標準。これは高いグリップの道でも低いグリップの道でもアンダーステアを減らす効果があるという。また、ブレーキはフロント・ディスクがφ350にアップグレードされている。
ボディは3ドアと5ドアの両方が用意され、新しいフロント・グリル、20インチ・ホイール、フェニックス・オレンジのペイントなどが特徴。また、スポーツまたはラグジュアリー・タイプのシートが選べ、6つのレザー・トリム・カラーが選択できる。
このオートバイオグラフィー・ダイナミックの登場は、RSバッジを付けたイヴォークのホット・バージョンが棚上げされたことを示す。本来、このRSは、300bhpの2.0ℓターボを搭載する予定だった。