【個性派がマイナーチェンジ】ミニ・クーパーS 3ドアへ試乗 見た目や足回りを変更 前編

公開 : 2021.05.15 08:25

個性的な車内に最新のシステム

ドアを開いてみると、ダッシュボード中央には大きなリングの内側に、最新のインフォテインメント用モニターが収まる。そして、こちらにもピアノブラックがふんだんに投入されている。

モニターのサイズは8.8インチと目立った変化はないものの、グラフィックは高精細で、OSは最新版で動きも速い。表示内容をカスタマイズしたり、使用頻度の高い項目をウィジェットで追加もできる。

ミニ・クーパーS 3ドア・スポーツ(英国仕様)
ミニ・クーパーS 3ドア・スポーツ(英国仕様)

ロータリー・コントローラーも残され、機能的で扱いやすい。タブレットサイズのモニターが増える中で、8.8インチは小さく感じられなくもないけれど。

運転席に落ち着くと、BMW製モデルのような、レザーで包まれた握りやすいステアリングホイールが嬉しい。スポークの部分にはマルチファンクション・ボタンが付き、操作しやすいサイズだ。

その奥には、ミニ・エレクトリックにも通じるモニター式のメーターパネルが見える。タコメーターの部分は、実際はモニター風を装ったアナログ。光の当たり具合で分かる。

運転支援システムも最新版へアップデートされた。オプションのドライビング・アシスタント・パッケージを装備すれば、発進から停止までをカバーするアダプティブ・クルーズコントロールと、レーンキープ・アシストを装備できる。

ミニ用のスマートフォン・アプリもバージョンアップ。位置情報や燃料の残量を教えてくれるだけでなく、最大10名までシェア・ユーザーを登録できるようになった。オーナーが許可すれば、ユーザーは自身でミニのドアを開けて運転できるという。

この続きは後編にて。

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