【傾向と対策】F1世界選手権 全23コース紹介 バーレーンからアブダビまで
公開 : 2021.05.09 18:05 更新 : 2021.07.12 18:31
第3戦:ポルティマオ ポルトガルGP(5月2日)
特徴
起伏が激しく、ブラインドコーナーが多く、ブレーキングと旋回を同時に行うコーナーがたくさんあります。そのため、頂点に向かっている間に十分なスピードを維持できるマシンが必要になります。
セットアップ戦略
ブレーキングとコーナリングに安定感があるマシンが必要です。また、山頂やバンプの上で優れたコンプライアンスを与えてくれるもの。ハイダウンフォースですね。
ベストなオーバーテイク・スポット
第1コーナーに入ってからですが、第5コーナーにもチャンスがあります。
ラップタイムに重要なコーナー
ラップの後半にある高速の左コーナーと、それに続く長い右コーナー(第9、10、11)が重要です。
難しいゾーン
繰り返しになりますが、第9、10、11コーナーです。
最多勝利
アラン・プロスト:3回(1984年、1987年、1988年)、ナイジェル・マンセル:3回(1986年、1990年、1992年)。すべてエストリルでの勝利。
第4戦:カタルーニャ スペインGP(5月9日)
特徴
誰でも知っているサーキット!高速コーナー、低速コーナー、長いストレート、激しいブレーキングなど、すべての要素が揃っているので、テストコースとしては最適です。
セットアップ戦略
必要なのはダウンフォース、ダウンフォース、そしてダウンフォースです。
最高のオーバーテイクスポット
第1コーナーですね。カタルーニャには追い越し可能な場所があまりありません。
ラップタイムに重要なコーナー
いくつかありますね。第7コーナーと第8コーナーです。
難しいゾーン
リアタイヤの温度が高くなるので、最終セクター全体です。
最多勝利
ミハエル・シューマッハ:6回(1995年、1996年、2001年、2002年、2003年、2004年)
第5戦:モンテカルロ モナコGP(5月23日)
特徴
今年最初のストリートコース。歴史的で象徴的なコースであることは言うまでもありませんが、かつての姿とは違います。でも、ドライバーにとっては最高のチャレンジです。
セットアップ戦略
空気抵抗を考慮せず、ダウンフォースを極限まで高めること。ドライバーが自信を持ってバリアに近づくことができるようになるなら、何でもすべきです。モナコでは、マシンの動きを制御しやすくすることが重要です。
ベストなオーバーテイクスポット
勇気があれば、シケインです。ここは簡単ではありません。
ラップタイムに重要なコーナー
カジノスクエアとホテル・ド・パリの周辺。
難しいゾーン
すべてが難しい!モナコでは簡単なことは何もありません。
最多勝利
アイルトン・セナ:6回(1987年、1989年、1990年、1991年、1992年、1993年)