【1000psのハイパーカー】トヨタGRスーパースポーツ 2022年登場か 2.4L V6ハイブリッド搭載

公開 : 2021.05.10 18:05  更新 : 2021.05.10 18:31

購入には「審査」が必要?

GRスーパースポーツは、昨年のル・マン24時間レースで初めて公開され、コンバーチブル型のプロトタイプがデモ走行した。

しかし、市販モデルではクーペとして販売される予定であり、ドアの代わりにルーフとフロントガラスを反転させて乗り込むという、珍しい開口部の採用を検討していることが、トヨタの特許申請書に記載されている。トヨタが市販モデルにこのレイアウトを採用するのか、それとも単に一般的な研究の一環として特許を申請したのかは不明である。

GRスーパースポーツが公開された際、デモ走行を行ったプロトタイプ
GRスーパースポーツが公開された際、デモ走行を行ったプロトタイプ

GRスーパースポーツの生産台数は明らかではない。当初のLMHレギュレーションでは、ホモロゲーションの要件を満たすために、少なくとも20台を市販する必要があった。

現在、トヨタがこのクルマを販売する必要性はないが、これまでの投資や、GRを代表するモデルとなることを考えると、少なくとも20台以上は生産される可能性が高い。

予約はまだ始まっていないが、トヨタは先日、どのような顧客を想定しているのかを示すアンケートをウェブ上で公開した。トヨタ2000GTやレクサスLFAを所有しているか、定期的にサーキット走行をしているか、レーシング・ライセンスを持っているか、GRスーパースポーツに期待することは何か、などを質問しているのだ。

こうした質問事項から、フォードが限定生産のGTを販売した時と同様に、ブランド・ロイヤリティやプロモーション能力などを考慮しながらトヨタが購入者を選ぶ可能性がある。

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