つまんで回せる丸いノブが懐かしい

さらにこのスライダーが、タッチモニターのすぐ下にあることがクセモノ。タッチモニターに触れる際、手を支える場所が必要になることが多いと思うが、意図せずスライダーを触ってしまうのだ。

結果的にスライダーのおかげで、タッチモニターの使い勝手が悪く感じてしまう。またスライダーにはイルミネーションがなく、暗がりでは操作しにくい。つまんで回せる丸いノブが、懐かしい。

8代目ゴルフのインテリアは、一長一短といったところ。デザインは悪くないし、慣れてしまえば使いやすく感じることも多い。だが、従来のゴルフのようにユーザーフレンドリーとはいえないだろう。

ちょっと、フォルクスワーゲン・ゴルフらしくない部分だ。

テストデータ

気に入っているトコロ

ステアリングホイールのボリュームボタン：シンプルで効果的。押すだけで求めた操作が済む。

気に入らないトコロ

モニターのスクロール速度：タッチモニターの表示速度が遅く、次のページ項目を表示するのにしばらく待たされることがある。

テスト車について

モデル名：フォルクスワーゲン・ゴルフ 1.5 eTSI ライフDSG（英国仕様）
新車価格：2万6455ポンド（380万円）
テスト車の価格：3万3830ポンド（487万円）

テストの記録

燃費：15.9km/L
故障：なし
出費：なし

画像　最新　8代目フォルクスワーゲン・ゴルフ　GTIとR、ワゴンも　全96枚