アストン・マーティンに2つのスペシャル・モデル
公開 : 2014.03.05 21:30 更新 : 2017.06.01 02:13
アストン・マーティンはDB9とV8ヴァンテージをベースとした2つのスペシャル・モデルを来月のジュネーブ・モーターショーで発表する。
V8ヴァンテージN430は、GT4からインスピレーションを受けたモデルで、クーペとロードスターの2つのボディが用意される。エンジンはドライサンプの4.7ℓV8で、430bhp/7300rpmのパワーを持つものが搭載される。パフォーマンスは0-96km/h加速が4.6秒、トップスピードは305km/hに達する。
トランスミッションは、6速マニュアル・ギアボックスが標準。更に、クロスレシオの7速スポーツシフトIIオートメイテッド・マニュアル・トランスミッションとファイナルドライブをローギアード化したバージョンも用意されるという。
N430は、カーボンファイバー・トリムと10スポークのアロイ・ホイールが装着され、これにより重量は10kgほど軽量化されている。インテリアでは、軽量のケブラー製シート、機械加工されたカーボン・シル・プラーク、ブラックのマグネシウム・パドル・シフター、カーボン・フェイシア・トリムなどが装備される。
また、N430の特別装備として “クラブスポーツ・グラフィック・パック” も用意される。これは、CC100スピードスター・コンセプトやDBR1にインスピレーションを受けたものだという。
さらに1000Wのバング・アンド・オルフセンのオーディオ・システムも用意される。
デリバリーは今年9月からで、価格は£89,995(1,535万円)だ。
DB9カーボン・ブラックは、6.0ℓV12エンジンを搭載し、295km/hの最高速度を持つDB9に、専用デザインの軽量カーボンファイバー・コンポーネントをはじめとするダークカラー・テーマを施し、新たなアクセントとしたスペシャル・エディションだ。一方、DB9カーボ・ホワイトは、ストラトス・ホワイトのボディカラーにダークカラーのディテールを施し、ブレーキ・キャリパーにアクセントカラーを配したスペシャル・エディションだ。
両モデルともに、カーボンファイバー・サイドストレーキ、ブラック・ウィンドウ・サラウンド、10スポーク・ホイールなどが採用される。
この両カーボン・エディションは、アストン・マーティンのディーラーにて価格が発表される。