アウディがニュー・ランボルギー二SUVに言及
公開 : 2012.02.03 09:54 更新 : 2017.06.01 00:54
ランボルギーニが第3のモデルとしてドラマティックなスタイルとラグジュラリーな装備をもったSUVを計画していることを、親会社であるアウディの上級役員が認めた。このSUVは、4月下旬の北京モーターショーで登場する予定だと言う。
ガヤルド、アヴェンダドールにつぐ3つめのランボルギー二のモデルとなるSUVは、2016年からのラウンチを予定している。
「詳しく言うことはできないが、報道関係者の推測は大体正しい」と関係者は言う。つまり、新しいSUVは、LM002のコンセプトを現代に活かしたものだ。
マセラティ・クバングや、間もなく発表されるであろうベントレーのSUVのライバルであり、少量ではあるが販売する用意ができているとのこと。それは1年に1500台足らずの数になるようだ。価格は、120000ポンド(1440万円)を超えることになろう。主な市場は、アメリカ、中東、そして中国だ。
何も公式なコメントはないが、長さ5メーターのこの4輪駆動は、デチューンされたガヤルドの5.2リッターV10を搭載することになろう。また、ハイブリッド・モデルも想定されている。こちらは標準的なV10エンジンと、リチウムイオン・バッテリーパックによるモーターとの組み合わせとなる。
内部コードネームLB736として知られるこのSUVは、次世代のアウディQ7とプラットフォームを共有することになる。また、これをベースにベントレーのオフローダーも生産される。MLB構造と呼ばれるこのプラットフォームは、アウディの手によって、劇的な減量プログラムが行われている。その結果、ランボルギーニSUVも、2000kg未満で発表されることになりそうだ。
第4のモデルについてはまだ考慮中だという。低い車高の4ドアサルーンは、2008年のパリショーでエストークとしてコンセプトカーが発表されたが、それがラインナップへ加わるかどうかは「それを求める市場があるかどうかが明らかにならなければならない」と情報筋は話している。