【4月のインポートカー登録】コロナ前の水準に届かず フォルクスワーゲンは回復の流れに
公開 : 2021.05.17 06:45 更新 : 2021.10.11 10:56
4月の登録台数ランキング トップ10は?
続いて4月の輸入車の新規登録台数トップ10をご紹介。
今月の最多販売台数となる3212台を記録したのはメルセデス・ベンツで、連続首位記録を74か月に更新した。3月まで前年同月比でマイナスだったが、4月に140.5%とプラスに転じた形だ。
2位は、指定席となった感のあるBMWが2263台(前年同月比133.8%)で位置。
3位は苦戦が続いていたフォルクスワーゲンで、ニューモデルの投入もあり1953台(同121.5%)とプラスに転じBMWを追い上げる。
4位には、アウディが1556台(同211.1%)と好記録を残す。
5位は、BMWミニが1172台(同124.3%)で続き、6位にはボルボが960台(129.7%)と、いつもの顔触れが並んだ。
7位は4月として過去最高台数を記録したジープが936台(同150.7%)で、「レネゲード80周年特別限定車」が販売を押し上げた。
8位は880台を登録し、前年比で262.7%をマークしたプジョーが続く。既存のモデルに加え、3008や5008を始めとする積極的なニューモデル攻勢が結果に繋がったといえる。
9位には、ポルシェが657台(同133.3%)を登録してポションを1つ上げた。10位には、ルノーが530台(同180.3%)と好調さをキープし、1月からの累積台数では9位に浮上している。
ルノーの背後にはフィアットが10台差の520台(同211.4%)で続く。今月もステランティス・グループのFCAジャパンとグループPSAジャパンの勢いが留まらず、取り扱う全てのブランドが大きく伸びたことに注目したい。