【ランドローバーの電動化戦略】次期イヴォーク、ディスカバリー・スポーツ ついにEV化 レンジエクステンダー搭載

公開 : 2021.05.18 18:05  更新 : 2021.07.08 12:58

大型モデルを支える第2のプラットフォーム

ランドローバーは、新グローバル戦略「Reimagine(リイマジン)」の一環として、すべてのモデルのプラットフォームをMLAおよびEMAのいずれかに切り替える。

このうちMLAプラットフォームは、2022年にフラッグシップのレンジローバーに採用された後、レンジローバー・スポーツに展開される。姉妹ブランドであるジャガーのフラッグシップモデルXJ(EV)は当初、MLAを採用する予定だったが、今年初めにラインナップから外された。

2月に発表された「Reimagine」戦略では、ジャガーのEVブランド化や事業再編など、大規模な変革を掲げている。
2月に発表された「Reimagine」戦略では、ジャガーのEVブランド化や事業再編など、大規模な変革を掲げている。

アルミニウムを主体とするこのプラットフォームは、完全EV、マイルド・ハイブリッド、プラグイン・ハイブリッドの各パワートレインに対応し、ランドローバーのソリハル工場で生産されるモデルに使用される。

ヴェラールの将来性についてはまだ不明だ。ランドローバーは、今後5年以内にEV専用モデルを発売することを約束しているが、ヴェラールがそのモデルとなる可能性がある。ヴェラールをEVとすることで、部分的に内燃機関を搭載するイヴォークとより実質的に差別化することができる。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事