ミニ・クラブマン

公開 : 2014.03.05 21:35  更新 : 2017.06.01 02:13

新しいミニ・クラブマンは、年末までの英国で販売されるが、そのコンセプト・モデル、といっても殆どプロダクション・モデルといって過言ではないスタイリングがジュネーブ・モーターショーで公開された。

特徴的なのはそのリア・ドアで、前モデルの2+1という変則的なドアではなく、左右両側にきちんとリア・ドアが配されている。一方、観音開きのテールゲートはそのままだ。

全長は4223mmと前モデルよりも260mm長い。全幅は1844mm、全高は1450mmと、これも前モデルからそれぞれ170mm、25mm大きい数値だ。これは今まで発表された第3世代のミニの中では最大のサイズである。

スタイリングは3ドア・ハッチバックをベースにしたもので、このコンセプト・モデルは19インチ・ホイールを装備する。

インテリアもコンセプト・モデルらしくウッドとクローム・メッキ、そして本革がふんだんに使われているが、この素材はプロダクション・モデルの際には、それぞれのトリムに併せてダウングレードされることになるだろう。キャビンのハイライトは、中心部にある丸いダイヤルだ。ここにはナビゲーションを表示させる高解像度のスクリーンが埋め込まれる。また、3ドア・ハッチバック同様に、ステアリング・ホイールの後ろにメインとなるダイヤル、スイッチ類は配される。また、センター・コンソールは高くなり、ギアレバーとコントロールも高い位置にセットされる。

エンジン・ラインナップは来月に発売される3ドア・ハッチバックと基本的に同じ。1.5ℓ3気筒から2.0ℓ4気筒までのガソリンおよびディーゼルで、6速マニュアルが6速オートマティックが組み合わせられる。

▶ 2014 ジュネーブ・モーターショー

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