【詳細データテスト】シトロエンC4 狭いスイートスポット 穏やかに走るのがベスト 快適性は要改善

公開 : 2021.06.05 20:25

購入と維持 ★★★★★★★★☆☆

C4は、ファミリー向けハッチバックとしてかなりわかりやすいコストパフォーマンスの持ち主だ。100psエンジンを積んだエントリーグレードのセンスは、フォード・フォーカスのボトムエンドや、同等の装備内容となるルノーメガーヌより1000ポンド(約14万円)安い。

これより安価なライバルがないわけではない。しかし、18インチホイールやワイドディスプレイのインフォテインメントシステム、自動緊急ブレーキや前後カーテンエアバッグなど、価格のわりに装備内容が充実している。

リセールヴァリューはセールスポイントになるほどではないが、それほどひどいわけでもない。残価予想は、キア・シードやフォード・フォーカスと同等だ。
リセールヴァリューはセールスポイントになるほどではないが、それほどひどいわけでもない。残価予想は、キア・シードやフォード・フォーカスと同等だ。

テスト車をライバルの上級グレードに同じ水準の装備を加えたものと比較すれば、1000〜2500ポンド(約14〜35万円)は低価格だ。もっとも、エンジン出力はその限りではないが。

燃費は長距離ツーリングで20.0km/Lに達し、燃料タンク容量は50Lあるので、航続距離は最大1000kmに届く。保険料率はとくにいいわけではないが、これより低いライバルも少なくないし、安全装備が充実する最上位グレードならかなり高くなる。

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