【英国生まれの2代目】ホンダ・シビック・タイプR 英国版中古車ガイド 名機のK20 VTEC
公開 : 2021.06.11 08:25 更新 : 2021.07.12 18:45
知っておくべきこと
悲しいかな触媒の盗難が英国では多く、部品の供給は充分ではない。外されてしまったクルマをもとに戻すには、英国では1000ポンド(15万円)ほど必要で、諦めてサーキット走行専用に回される例もある。
車検を通すには触媒は不可欠。外れている場合は、抜けた良い音がする。盗まれないために、クルマの保管場所などは気をつけたい。
英国ではいくら払うべき?
1500ポンド(23万円)〜2999ポンド(45万円)
事故歴があるか、どこかが故障しているEP3型。改造され、サーキット走行専用になったEP3も英国では見つかる。
3000ポンド(46万円)〜4999ポンド(76万円)
フェイスリフト前後に関わらず、走行距離が16万km以上のEP3型が英国では出てくる。
5000ポンド(77万円)〜6999ポンド(106万円)
走行距離が比較的短く、車検も残っている例が多くなる。整備履歴などの心配は減る。
7000ポンド(107万円)以上
特別仕様車や、日本からの並行輸入のEP3型が英国では見つかる。中には、専門ショップが仕上げたサーキット・マシンも。
英国で掘り出し物を発見
ホンダ・シビック・タイプR(EP3型) 登録:2005年 走行:13万1900km 価格:5999ポンド(92万円)
かなり状態の良いプレミア・エディション。アンダーシールは施工されたばかりで、車検は1年残っている。消耗品は交換済みで、歓迎できる内容のモディファイもわずかに施されている。
ただし、タイミングチェーンの交換には触れられていない。走行距離を考えれば、必ず事前に確かめたいところだ。