セアト、コンパクトSUVを計画

公開 : 2014.02.28 21:10  更新 : 2017.06.01 02:14

長いこと検討されていたセアトのコンパクトSUVがいよいよ生産に向けてのゴーサインが出そうだと、セアトの情報筋は語った。

フォルクスワーゲン・グループで唯一赤字であるこのスペインのメーカーは、2007年のトリブ・コンセプトにはじまり、何度かコンパクトSUVの販売を計画していた。

その詳細は不明だが、AUTOCARは2015年後半から2016年前半にデビューすると予測する。そのプラットフォームはMQBだ。

コンパクトSUVの投入は、赤字に苦しむセアトを窮地から救うのに最も有効な手段だと思われる。後は、その正式なゴーサインが、セアトのボス、ユルゲン・スタックマンから出されるのを待つだけだ。

セアトは、そのセールスの80%を不況の続くヨーロッパ市場に頼っていると同時に、スペイン国内での売り上げも伸びずに苦しんでいる。しかし、セアトはスコダに比べて10歳ほど若い年齢層にリーチしているメーカーでもある。

「セアトが、いつ黒字転換するかは明言できない。しかし、確実な会社にしようと画策しているところだ。」とスタックマンは語っている。

おすすめ記事

 

人気記事