日産、中国・襄陽工場でインフィニティを生産
2012.05.29
日産自動車の中国における合弁会社である東風汽車有限公司(DFL)と襄陽市は、2014年より中国で生産をするインフィニティモデル2車種を、DFLの襄陽工場で生産すると発表した。
DFLは襄陽工場へは新たに20億人民元(3億1,500万ドル=250億円)が投資される。襄陽工場では現在ティアナとムラーノを生産しているが、この生産能力を現在の13万台から25万台にまで増強する計画だという。
DFLの総裁である中村公泰は、「インフィニティをDFLの襄陽工場で現地生産することは私たちにとって大きなマイルストーンとなります。これは、DFLがここ中国で、インフィニティのマザープラントである栃木工場と同等レベルの世界最高の品質を持ったラグジュアリーモデルを生産することができることを証明しています。」とコメントしている。
日産(中国)投資有限公司のインフィニティ事業部総経理であるアレン・ルーは、「現地生産により、中国のお客さまにインフィニティモデルをより身近に感じて頂けるようになり、ブランド認知度も向上するでしょう。中国での現地生産の開始が、2016年までにグローバルでの販売台数を50万台に増加させるという私たちの意欲的な目標を達成するための重要な一歩となることを確信しています。」と語った。
なお、襄陽工場で生産される2車種の車種名については後日発表を行う予定だという。