エルミニ・セイオットセイ・ロードスター
公開 : 2014.03.06 21:40 更新 : 2017.06.01 02:13
1950年代にフィアット・ベースのレーシング・モデルを製造していたエルミニのネーミングがジュネーブ・モーターショーで復活を遂げた。
セイオットセイ・ロードスターと名づけられた新しい2シーターのスポーツカーは、スティール製のフレームにカーボンファイバー製のフロント・エンドを取り付けたバルケッタだ。セイオットセイとはイタリア語で686(セイ・オット・セイ)という意味で、そのボディ重量が686kgであることから名付けられた名前だ。また、エルミニは、そのフレームの重さは僅かに40kgでしかないとアナウンスしている。
エンジンはミッドシップに搭載されるルンーF4RtRSで、メガーヌR.S.と同様の265ps、36.8kg-mのパワー、トルクを持つ。ギアボックスは6速のサデブ製のシーケンシャルだ。
パフォーマンスは、0-100km/h加速が3.5秒以下、トップスピードは270km/hに達する。
ホイールはOZ製の17インチ、タイヤはトーヨーの888、ブレーキはブレンボ製で、特別に誂えられたナルディのステアリングとシートを装備する。
エルミニは、セイオットセイの開発に3年の期間を費やしたという。その生産台数は、現時点では46台の限定となる。