【フルモデルチェンジ】ホンダ新型シビック サイズ/内装/エンジンが判明 タイプRは2022年登場
公開 : 2021.06.24 10:00 更新 : 2021.10.11 13:49
新型シビック パワートレイン/6速MTも
現在のところ、新型シビックに搭載されると発表されたパワートレインは、1.5LのVTECターボのみだ。
最高出力は182ps/6000rpm、最大トルクは24.5kg-m/1700-4500rpm。この数値は現行型の6速MT仕様に搭載されているものと同じだが、発生回転数が異なる(現行型は最高出力5500rpm/最大トルク1900-5000rpm)。
組み合わされるトランスミッションは、現行型と同様にCVTと6速MTを設定。
トルクオンデマンド制御の最適化や高効率ターボチャージャー&低圧損過給配置などにより、とくにCVT仕様では常用域である2000rpm弱から最大トルクが2kg-mも増した。ステアリングにはパドルシフトも備えている。
またCVT仕様にはドライブモードも設定され、シフトレバー脇のトグルスイッチで「ECON」「NORMAL」「SPORT」を切り替え、走行シーン・燃費などに応じて使い分けられる。
注目の6速MT仕様は、ショートストローク/高剛性を両立したシフトフィールや、ワイドレンジ・ギアレシオによる加速性能・燃費の両立で、操るよろこびを味わわせてくれるという。
なお、パワートレインについて冒頭に“現在のところ”と記したが、2022年には「タイプR」とハイブリッドの「e:HEV」も登場する予定だ。
新型シビック 装備
新型シビックの日本仕様は、標準グレードの「LX」と、スポーティ仕様で上級グレードの「EX」が設定される予定だ。
いずれもCVTと6速MTが選べる。駆動方式は、FFのみ。
グレードによって装備の差はあるが、ホンダ最新の安全運転支援システムである「ホンダセンシング」は、どちらにも標準装備。
フロントワイドビューカメラと高速画像処理チップを採用し、渋滞運転支援機能の「トラフィックジャムアシスト」の追加など、現行型から機能をさらに進化・充実させている。
また、夜間の対向車などに眩しさを与えず、良好な遠方視認性を提供する「アダプティブ・ドライビングビーム(EX)」をホンダとして初めて採用した。
快適装備では、フィット/ヴェゼルにも採用されている、運転中の操作しやすさや姿勢の安定を考慮したフレーム設計のシート、ワイドフローによる爽快な風をもたらすアウトレット、7.0インチ高精細フルカラー液晶パネルのメーター、ディスプレイオーディオ、ホンダコネクト対応ディスプレイなどを搭載。
なお「EX」のための装備としては、前述のアダプティブ・ドライビングビームに加えて、12スピーカーのBOSEサウンドシステム、運転席8way/助手席4wayパワーシート、ワイヤレスチャージャー、フルグラフィックメーター(10.2インチ高精細フルカラー)を装備することが明らかになっている。
グレードによる違いや一部オプションのものもあるが、クラストップレベルの充実ぶりだ。
新型シビック 公表されたスペック/追加車種
前述のように、新型シビックの日本における発売は、2021年秋を予定。
主要諸元は、現時点では一部のデータのみ公開された。詳細なスペックおよび日本価格は、今後明らかになる。
ボディサイズ
全長:4530mm
全幅:1800mm
全高:1415mm
ホイールベース:2735mm
パワートレイン
・1.5Lターボ(シビックLX/EX共通)
最高出力:182ps/6000rpm
最大トルク:24.5kg-m/1700-4500rpm
トランスミッション:CVT、6MT
なお、「タイプR」とハイブリッドの「e:HEV」は、2022年に登場するとホンダは発表している。