ニュー・ミニ・クーパーSをスクープ
公開 : 2012.05.29 13:00 更新 : 2017.06.01 00:55
BMWはミニ・クーパーSで第3世代のミニの最終テストを開始した。
ドイツのニュルブルクリンクでスクープされた写真を見る限りでは、新しいミニが現行ミニよりも幾分か大きいサイズとなっていることがわかる。BMWの新しいUKLフロント・ドライブ・プラットフォームに基づいて造られるF56というコードネームを持ったミニは、より長いフロント・エンドを持つことを示している。
フロント・エンドが長くなり、フロント・ホイールも前進しているが、オーバー・ハングは成長しているようだ。
このクーパーSモデルは、英国のハムズ・ホールで生産されるBMWの新しい”プリンス”エンジンが搭載される。このエンジンは、現在のJCWミニでデビューしているが、燃費とレルポンスが改善されるが、そのアウトプット・パワーは現行モデルと同じ208bhpとなっる。
ミニ・ワンとミニ・クーパーは新しい3気筒1.5リッターのN37エンジンが搭載されることになる。このエンジンは、BMW3シリーズに搭載されるN20 2.0リッター4気筒をベースにしておりクーパー・バージョンは150bhpを上回ると予想される。
また、F56には5ドア・バージョンがあることが確認されている。
新型の3ドアは、現行モデルよりも50mm長くなる。また、BMWのエンジニアは、5ドアについても、そのリア・アーチに回りこむようにリア・ドアを取り付けることに成功したようだ。主に、このリア・ドアは子供たちがクルマに早く乗り込むことに役立つとされている。