【より遊び心あるものに】新型アウディRS3 新開発の4輪駆動とドリフトモード搭載
公開 : 2021.06.25 18:05
シャシー制御も一新
ドライブトレインの変更に加えて、マクファーソンストラット式フロントサスペンションとマルチリンク式リアサスペンションを再設計。標準のA3と比べて25mm、最新のS3と比べて10mm車高が低くなり、フロントのトレッド幅は33mm拡大して1592mm、ネガティブキャンバーは1度増加している。
ダンパーは、従来のマグネティック・ライド・システムに代わり、アダプティブ・ダイナミック・シャシー・コントロールに変更されている。
S3と同様に、新型RS3にも「モジュラー・ビークル・ダイナミクス・コントローラー」が搭載され、アダプティブ・ダンパー、トルクスプリッター、トルクベクタリング・システムなどの設定を変更することができる。
19インチのホイールに装着するタイヤは、ピレリPゼロとブリヂストン・ポテンザスポーツの2種類から選択することができる。プロファイルはフロントが265/30、リアが245/35となっている。
ブレーキは、フロントに375mmのスチールディスクと6ポットキャリパー、リアに310mmのスチールディスクと1ポットキャリパーを採用。また、オプションで380mmのカーボンセラミック製フロントディスクを選択することも可能だ。
新型RS3のさらなる全貌は今後数週間のうちに明らかになり、価格や仕様についても追って発表される予定だ。