【目もくらむ高級SUV】メルセデス・マイバッハGLS日本発表 価格/サイズ/内装を解説
公開 : 2021.07.01 11:03
超高級SUV「マイバッハGLS」が日本発表に。価格は2000万円を優に超えます。デザイン、内装、豪華な装備を見てみましょう。
もくじ
ーはじめに マイバッハGLS 600とは
ーメルセデス・マイバッハGLS 外観
ーメルセデス・マイバッハGLS 内装
ーメルセデス・マイバッハGLS シャシー
ーメルセデス・マイバッハGLS パワートレイン
ーメルセデス・マイバッハGLS 装備
ーメルセデス・マイバッハGLS 価格
はじめに マイバッハGLS 600とは
7月1日。メルセデス・ベンツ日本法人は、「メルセデス・マイバッハGLS 600 4マティック」を日本発表した。
1920年代の高級車「マイバッハ」を21世紀に復活させたダイムラーだったが、2014年にメルセデスのサブブランド「メルセデス・マイバッハ」として、それまでの独自のボディを採用したリムジンから、Sクラスをベースにしたサルーンを市場に投入。
今回、そのメルセデス・マイバッハから、サルーンの「メルセデス・マイバッハSクラス」と「メルセデス・マイバッハGLS(以下、マイバッハGLSと略)」が同時に日本デビューを果たした。
マイバッハGLSは、その名が示すとおり「SUVのSクラス」と称されるGLSをベースにした、メルセデス・マイバッハの新型車となる。
世界的なSUVブームは止まることを知らず、ロールス・ロイスからはカリナン、ベントレーからはベンテイガ、ランボルギーニからはウルス、そしてアストン マーティンからはDBXと、いまや高級車ブランドもSUVをラインナップするようになった。あのフェラーリでさえも、「プロサングエ」という名のSUVを開発しているという。
そこでライバルに対抗すべく、メルセデスも最高級ブランドである「メルセデス・マイバッハ」から、ラグジュアリーSUVを登場させたというわけだ。
では、メルセデス・マイバッハのSUV、マイバッハGLSの概要を紹介していこう。
メルセデス・マイバッハGLS 外観
マイバッハGLSの欧州仕様のボディサイズは、全長5205×全幅2030×全高1838mm。
基本ボディはベースとなっているメルセデス・ベンツGLSと共通だが、サルーンのマイバッハSクラスと同等の高級感・快適性を融合したポジションを表現すべく、威厳がありながらスタイリッシュかつ力強いスタイリングとなった。
フロントにはメルセデスのSUVで唯一、伝統の「スリーポインテッド・スター」が輝くボンネットマスコットを採用。
フロントグリルは、上端が太くなったボートのオールを想わせる形の縦方向のピンストライプをモチーフとしている。フロントグリルを取り囲むクロームの上部には「MAYBACH」の文字が刻まれ、フロントエプロンにはクローム処理を施したメッシュのエアインテークが設けられた。
サイドビューでは、BピラーからCピラーにかけての後席空間の広さを外観からも想起させる、クローム仕上げのBピラーが目をひく。ルーフレールもハイグロスクローム仕上げとして機能・美しさを両立し、Dピラーにはメルセデス・マイバッハのエンブレムがあしらわれている。
アルミホイールはメルセデスの乗用車で最大の23インチだ。
リアはスリーポインテッド・スター下部とリアバンパー上部を走る2本のクロームトリムで、水平基調のデザインを表現。バンパー下部のアンダーガードと左右のエグゾーストエンドはハイグロス・クローム仕上げとして、一体化しているようなアピアランスを形成している。