アウディR8 e-トロン、生産へ
公開 : 2014.03.12 22:30 更新 : 2017.12.14 12:31
アウディR8 e-トロンは、その航続距離を215kmから450kmに伸ばすことが技術的に可能となったため、生産にゴーサインが出された。このR8 e-トロンは、ランボルギーニ・ウラカンに使われる新しいプラットフォームをベースとするモデルとなる予定。
今朝のアウディ年次会見で、テクニカル・デベロップメントの取締役であるウルリク・ハッケンベルグが語ったところによれば、昨年7月の時点よりもバッテリーの技術が進歩したために、その航続距離を伸ばすことが出来たという。
ちなみに、アウディは、今年後半にQ7およびA8のアップグレード・バージョンをリリースする。A8は、新しいメルセデス・ベンツSクラスに対向するためのマイナーチェンジで、ピローテッド・ドライブ・テクノロジー(低速でのストップ・アンド・ゴーといったシチューエーションで自動運転を行うシステム)が採用されるとアナウンスしている。また、今年後半にデビュー予定のTTに、ロー・エミッション・モデルを追加する。それはTTウルトラと呼ばれ、110g/kmのCO2排出量を誇るモデルだ。