【次期XC90の姿】ボルボ 新型コンセプト・リチャージ公開 電動フラッグシップSUV
公開 : 2021.07.01 18:25
LiDARシステムを標準装備
自動運転技術に必要とされるLiDarスキャナーは、将来のボルボ車に標準装備される予定で、コンセプトではルーフのフロント部分、つまりフロントガラスと接する部分に取り付けられている。
ボルボは、LiDarシステムの採用により、安全性を大幅に向上させることができるほか、リアルタイムのデータを収集することで自動運転システムの開発を大幅に加速させることができるとしている。
テールライトは最近のボルボ車と同様のデザインを採用。テールゲートには高速走行時に空力特性を高める小さな「ウィング」を備えている。
ボルボのデザイナーは延長されたホイールベースを活用して、シートの位置を変更し、ボンネットを下げ、クーペ風に寝かせたルーフを採用した。ボルボは、このデザインにより、ユーザーに好まれる「高いアイポイント」を維持しながら、従来のSUVよりも優れた空力効率を実現していると述べている。
後部座席には「ブースタークッション」システムが採用されており、前部座席よりも高く上げて子供の視界を向上させることが可能だ。
ダッシュボードには15インチの大型タッチスクリーンが備わり、新しいグーグルベースのインフォテインメント・システムが搭載されている。また、さまざまなサステイナブル素材や天然素材を採用し、「スカンジナビアのリビングルームのような雰囲気」を醸し出している。