【クラシックなEVハッチバック】新型ルノー5 価格は280万円前後か 新技術採用でコスト削減
公開 : 2021.07.02 19:05 更新 : 2021.07.08 13:04
ルノー5の歴史
1972年に発売された初代ルノー5は、フランスの小型車市場でルノー4とシトロエン2CVの間の大きなギャップを埋めるモデルとして開発された。ルノーのエンジニアには、フランスの自動車購入者の幅広いニーズを満たす小型車の開発が求められた。
最終的には、デザイナーのミシェル・ブエが描いたオリジナルのスケッチに近いデザインが採用され、当時としては少し型破りなものとなった。ルノー4とルノー6のコンポーネントを多く使用し、前輪駆動で2種類のエンジンから選択できた。
5は大ヒットし、1980年には世界で最も売れたクルマの1つとなった。1976年には、世界初の本格的なホットハッチであるルノー5アルピーヌ(5ゴルディーニとも呼ばれる)も誕生した。
1980年には、ミッドシップのターボエンジンを搭載したカルト的なクラシック・ラリーカー、R5ターボが登場した。
1984年に発売された第2世代の5ではエクステリアを一新。新しいプラットフォームを採用したシュペールサンクとして知られている。1990年に発売されたクリオに取って代わられたが、1996年まで一部の市場で販売されていた。