【超高級SUVが熱い】メルセデス・マイバッハGLSの強みとは すでに反響も

公開 : 2021.07.02 19:25  更新 : 2021.10.11 10:54

上野社長も、お乗り換え?

7月1日に開催されたマイバッハSクラス新型、マイバッハGLSの日本ローンチ会場では、上野金太郎メルセデス・ベンツ日本社長への質問の場も設けられた。そこでマイバッハGLSの魅力を改めて聞いてみた。

「もともとGLSが日本で多くの方に興味を持っていただき、SUVの人気が高まる中でさらに高級感を伝えたい。他社の同型のモデルが出ている中で、GLSで高級感を兼ね備えたラグジュアリーカーの走行性能を落とすことなく作りたいという意志からできあがりました」

メルセデス・マイバッハGLS 600 4マティック
メルセデス・マイバッハGLS 600 4マティック    上野和秀

「マイバッハGLSは全世界のセールスの声をいち早くフィードバックしたモデルです。現場でSUVも売りたい、高級なものも売りたいという要望から、GLSをグレードアップして誕生した経緯があります」

「かなりの問い合わせ」 強まる関心

マイバッハGLSの反響については、「発表前から非オーナーの方や、SUVのラグジュアリーカーが出ると聞きつけた方からかなりの問い合わせがありました。予約状況を考えると今年分は足りないくらいの加速がついていて、期待できると思っています」

また自身が乗るメルセデス・マイバッハにも話が及んだ。「今は前モデルのマイバッハSクラスに乗っていますが、通常のSクラスより大きいのですが、運転しても大きさを感じさせない乗りやすいクルマです」

「身長184cmの私と同じくらいの高さのGLSは、ヘッドスペースも含めて楽しみな1台なのです。実はマイバッハGLSに乗り換える予定で、週末に家族と乗れるクルマとして楽しみにしています」

「メルセデス・マイバッハGLS 600 4マティックは大きな魅力を持った1台です。東京と大阪のメルセデス・ミーで、同乗試乗になりますが体感していただければと思います」

マイバッハGLS/Sクラス スペック情報

マイバッハGLSは、「GLS 600 4マティック」の1グレードのみで、前述のとおり日本価格は2729万円と発表された。

また、同じ会場で日本披露された新型マイバッハSクラスは、「S 580 4マティック」が2648万円。「S 680 4マティック」が3201万円となっている。

メルセデス・マイバッハGLS 600 4マティック(欧州参考値)

メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長と、メルセデス・マイバッハSクラス。
メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長と、メルセデス・マイバッハSクラス。    上野和秀

全長:5205mm
全幅:2030mm
全高:1838mm
ホイールベース:3135mm
エンジン種別:3982cc V8ツインターボ
最高出力(エンジン):557ps/6000-6500rpm
最高出力(モーター):22ps
最大トルク:74.4kg-m/2500-4500rpm
トランスミッション:9速AT
タイヤ(前後):285/40R23/325/35R23

メルセデス・マイバッハS 680 4マティック(欧州参考)

全長:5469mm
全幅:1921mm
全高:1510mm
ホイールベース:3396mm
エンジン種別:5980cc V12ターボ
最高出力:612ps/5250-5500rpm
最大トルク 91.8kg-m/2000-4000rpm
トランスミッション:9速AT
タイヤ(前後):255/40R20/285/35R20

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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