ニュルブルクリンクが143億円で売却
公開 : 2014.03.13 22:20 更新 : 2017.06.01 02:13
2012年7月に破産宣告を受けたニュルブルクリンク・サーキットの所有権を、£8.360(143億円)という価格でドイツのパーツ・メーカーが落札した。
F-1のボス、バーニー・エクレストンとの入札合戦となったが、ドイツのカプリコン・グループが落札した。その価格には、2008年以降ホッケンハイムと交互にF-1が開催されるグランプリ・コース、そして有名なノルドシュライフェの他、将来的に開発が見込まれる土地の代金、£2,080(35億円)も含まれている。
ノルドシュライフェは今年90年を迎える。また、1927年には937エーカーの、多くのメーカーが利用する開発センターが造られた。
ニュルブルクリンクの債権者委員会は、「2件の入札があったが、価格も高く、将来的にも見通しの明るい方に落札した。」と語っている。
カプリコン・グループには来年1月に所有権が譲渡される。その時に、サーキットをそのように保持・所有していくかの具体的な計画が近隣住民に示される予定だ。