【SUVと電動モデル好調】ボルボ 2021年上半期販売台数で過去最高を記録 38万台以上
公開 : 2021.07.05 18:25
ボルボは2021年上半期に38万757台を販売し、過去最高を記録。2019年の年間記録を破る勢いです。
昨年同時期から41%の増加
text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
ボルボは、2021年上半期の販売台数が過去最高の38万757台を記録し、新型コロナのパンデミックから力強い回復を示した。
同社の1月から6月までの販売台数は、さまざまな国のロックダウンの影響を受けた2020年の同時期と比較して41.0%増加した。さらに重要なポイントは、2019年に記録した上半期の販売台数の記録34万826台を更新したことだ。
その販売台数のうち、24.6%がEVまたはプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)だった。ボルボの「リチャージ」ブランドを冠した電動モデルの販売台数は、前年比で150%近く増加したという。
ベストセラーモデルは、今年もXC40で、11万8121台が販売された。次いで、XC60(11万3500台)、XC90(5万4177台)と、SUVの人気が続いている。
欧州、中国、米国の主要3市場で販売台数を伸ばした。欧州での販売台数は16万6822台で、前年同期比35.4%の増加となったが、これは英国での好調な業績がもたらしたものだとしている。
この上半期の販売記録は、2020年下半期に39万1754台を販売し、7~12月期の販売記録を更新したことに伴うものだ。同社が2019年に記録した70万5452台の年間総合販売記録を破る勢いを見せている。