【後輪駆動の2ドア車】新型BMW 2シリーズ・クーペ 欧州発表 デザイン一新、キドニーは伝統的
公開 : 2021.07.07 18:05 更新 : 2021.07.08 14:38
ドライビング優先のデザイン
新型2シリーズ・クーペは先代のシルエットを踏襲しながらも、3シリーズやZ4といった最新のBMWモデルに合わせて全面的にデザインを変更している。
特筆すべきは、新型4シリーズやM3、M4に採用されている縦長の大型グリルがないことだ。代わりに2シリーズでは、エンジン冷却用のエアフラップを備えた、伝統的な横方向の「キドニー」が採用されている。
全モデルとも、低いフロントエプロン、フレア状のホイールアーチ、膨らんだリアハンチなど、パフォーマンスにインスパイアされたデザインとなっている。
よりスポーティなM240iは、スクエアのスポーツエグゾースト、専用のフロントスプリッター、カラーリングされたリアスポイラー、グレーのトリムエレメント、専用の19インチMスポーツ・アロイホイールなどが特徴的だ。
オプションのMスポーツ・スタイリング・パッケージには、18インチアロイホイール、アダプティブLEDヘッドライト、バリアブルスポーツステアリング、その他多数の装備が含まれている。英国仕様の220i、230i、220dにはこのパッケージが標準装備される。
インテリアでは、標準装備のスポーツシート(オプションでヒーターおよび電動調整機能付き)と、スポーツスタイルのマルチファンクション・ステアリングホイールを装備。ダッシュボードは「ドライバーに焦点を合わせた」作りとなっている。
欧州では、新型2シリーズ・クーペの受注は2022年初頭に開始される予定。価格は220iが3万4980ポンド(約535万円)、220dが3万6900ポンド(約565万円)、M240iが4万5795ポンド(約700万円)から。