次期パナメーラは新しいV6およびV8を搭載
公開 : 2014.03.18 22:30 更新 : 2017.06.01 02:13
MSBブラットフォームの上に設計される次世代のパナメーラに新しいエンジンが搭載されることになりそうだ。このMSBプラットフォームのパナメーラは、2017年に登場予定で、ベントレーともそのプラットフォームを共有することになると思われる。
その新しいパナメーラに搭載されるV6およびV8エンジンは、フォルクスワーゲン/アウディ製のエンジンよりもかなりスポーティなキャラクターを与えられたものとなりそうだが、そのモデルにそれを搭載するかは決定されていないようだ。
「ポルシェは新しいMSBプラットフォームのために、新開発のV8を搭載する」と、ジュネーブ・モーターショーの会場で、ポルシェのチーフ・エンジニア、ウルフガング・ハッツは語っている。
ポルシェは、現行のパナメーラとカイエンのために、自社開発の、そしてフォルクスワーゲン・グループの力を借りないV8とV6を現在開発中。この新しいエンジンがMSBプラットフォームのパナメーラにも使用されることとなるわけだ。
このMSBプラットフォームは、フロント・エンジンで、RWDおよび4WDという駆動方式が与えられる。ポルシェとベントレーがこのプラットフォームを使用することになるだろうが、まだベントレーはこのMSBをベースとしたコンチネンタルGTとフライング・スパーの開発をスタートさせていない。ひょっとしたら、ベントレーはアウディA4〜A8に使用されるMLBプラットフォームを使用することになるのかもしれない。
ポルシェはこのMSBプラットフォームをパナメーラに使用することを早々と決定している。柔軟なモジュラー・アーキテクチャーを持つもので、ホイールベース、トレッド、シート・ポジションなどは自由に決定されそうだ。従って、まだゴーサインは出されていないが、2ドアのパナメーラやソフトトップ・ルーフ・モデルも計画されているようだ。