【ミニバンだけではない?】欧州で人気の7人乗りモデル 20選 意外に選択肢豊富
公開 : 2021.07.15 18:05
ヒュンダイ・サンタフェ
ヒュンダイ・サンタフェは、人を惹きつけるだけでなく、価値を維持することにも長けている。7000ポンドの予算で、2010年か2011年モデル、あるいは2012年モデルで走行距離16万km以下のものが買える。堅実な家族はこのようなクルマが好きなので、需要は高い。
サンタフェはレンジローバーに匹敵する大きさのトランクを持ちながら、7人乗りであることも特徴だ。品質はヒュンダイの最新モデルには及ばないが、インテリアは丈夫で、ドライブスルーでの食事やスポーツ用品による汚れにも耐えられるように作られている。
2.2 CRDiディーゼルエンジンは、特に2009年のアップデート後、トルクフルで低燃費だ。
トヨタ・ヴァーソ
地味なスタイリングと殺風景なインテリアのおかげで、トヨタ・ヴァーソをこのリストに入れなかったとしても許されるだろう。しかし、フォードSマックスのようなスタイリッシュさやフォルクスワーゲン・トゥーランのような豪華さはないものの、ヴァーソには良い点がたくさんある。
インテリアは堅牢で、すべてのモデルに充実した装備が用意されており、信頼性の面でも優れている。3列目シートへの乗り込みには少々コツが必要で、フル乗車ではスペースが狭くなるが、利便性は高く評価できるだろう。
ほとんどのモデルには、BMW製の優れた1.6L D-4Dディーゼルエンジンが搭載されていた。レスポンスが良く、活発で、重い荷物を運ぶのに十分なトルクを持っている。残念ながらヴァーソは日本未導入だ。
プジョー5008
7000ポンドで現行のプジョー5008を見つけることはできない。代わりに、ファッション性と機能性を両立させた、個性的な先代モデルが残されている。
一般的な7人乗りモデルの問題点はそのままで、7つのシートをすべて使用するとトランクスペースが狭くなってしまう。しかし、5人乗りでありながら、広いトランクと2人掛けのシートを選択できるという点では、文句のつけようがない。
ドライビング・ポジションの高さはSUVさながらのもので、品質レベルもそれなりに高く、1.6L HDiディーゼルエンジンを選択すればランニングコストも低く抑えられる。フランス車ファンにとってはラフな乗り心地が少し気になるかもしれないが、運転していて気持ちがいいのだ。
三菱アウトランダー
忘れがちだが、三菱アウトランダーはプラグイン・ハイブリッド車ばかりではない。欧州で2007年から2012年まで販売されたアウトランダーは、オフロード用のシャシーではなく、ランサーをベースにしたオンロード向けのモデルだった。
初期のモデルには、フォルクスワーゲンとプジョーのディーゼルエンジンが搭載されていたが、2010年に三菱独自の2.2L DiDディーゼルを導入した。荷物を満載して移動するには、158psよりも176psの方が好ましい。
3列目のスペースは非常に狭く、子供やペンギン以上のものを乗せるのには適していない。