【ミニバンだけではない?】欧州で人気の7人乗りモデル 20選 意外に選択肢豊富
公開 : 2021.07.15 18:05
シボレー・キャプティバ
ヴォグゾール・アンタラと共通のプラットフォームを採用し、米国人が率いるチームによってスタイリングされ、韓国で製造されたSUV。2011年のマイナーチェンジで2.0Lから2.2Lに変更されたが、シボレー初のディーゼルエンジンを搭載したモデルである。
高価なクルマであり、標準装備も充実していたが、全体的な品質は欧州のライバル車に比べて1~2段劣るものであった。LTとLTZには、オンデマンド式の4輪駆動と7人乗りが標準だった。
お金をかければ良い個体を手に入れることができるが、部品やサービス費用は高価なものになる。
キア・ソレント
2010年から2014年まで販売されたソレントは、キアが格安ブランドからプレミアム市場への参入を目指すきっかけとなったモデルでもある。
先代モデルよりも魅力的な外観、改良されたキャビン、そして欧州のライバル車よりも多くの標準装備を誇る。
ソレントは、ヒュンダイ・サンタフェと同様に、欧州で信頼性の高い7人乗りのクルマを探している家族に人気のあるモデルだ。2012年のモデルチェンジでは、全車7人乗りとなり、エンジンも2.2LのCRDiのみとなった。全体的な品質もワンランクアップしているので、選ぶなら2012年以降のソレントが良いだろう。
セアト・アルハンブラ
セアト・アルハンブラは、10年の販売期間を経て2020年に生産を終了するという驚異的なロングランを達成した。そのスタイリングからもわかるように、フォルクスワーゲン・シャランとの共通点が多いのだが、セアト(SEAT)のバッジが付いているので、中古で買うと少しお得になる。
技術面や安全面での装備はやや「前時代的」だが、アルハンブラほど実用的な7人乗りMPVはほとんどない。
エントリーモデルを除くすべてのモデルで電動スライドドアが採用され、独立した7つのシートは、7人乗りSUVのセアト・タラッコが夢見るようなレベルの柔軟性を実現している。
効率的なエンジン、高いドライビング・ポジション、質の高いインテリアは、大型のセアト車を検討する理由になる。
フォード・ギャラクシー
フォード・ギャラクシーは、実用的で広々とした7人乗りのMPVであることに疑いの余地はない。
7つのシートをすべて使用しても、ハッチバックに匹敵する十分なラゲッジスペースを残しているが、フロントシート以外をすべて倒すと、2325Lというバン並みの容量にまで拡大する。
運転のしやすさもなかなかのものだ。ドライビング・ポジションは素晴らしく、視界も良好で、6人の乗客全員が十分な居住空間を楽しむことができる。広さという点では、まさにギャラクシー(宇宙)だ。