第2世代のアウディR8、開発は順調
公開 : 2014.03.19 21:50 更新 : 2017.06.01 02:13
このスクープ写真は、第2世代のアウディR8の走行テストを捕えたもの。ニュルブルクリンクおよびその周辺の公道でのショットだ。
既にその兄弟モデルであるランボルギーニ・ウラカンはジュネーブ・モーターショーで公開されたが、この新しいR8は来年のデビューを控えている。
またフル・カモフラージュされているが、新しいヘッドランプ・クラスターや、より小さなフロント・グリルや、エア・インテークを見ることができる。また、リアは新しいエグゾーストとディフューザーが装備され、現行モデルよりも広いように感じる。
アウディのボスによれば、このR8は、ランボルギーニ・ウラカンよりも長いホイールベースと幅広いトレッドを持つという。
そのシャシーは、リアのファイアウォールとセンタートンネルが一体化されたカーボンファイバーで製作される。その重さは僅かに50kg。そして、その他のボディ・パネルは重量軽減のためアルミニウム製となる。この構造は、最近生産が伝えられたR8 e-トロンにも使われる。
エンジンはウラカンに使用される5.2ℓV10のほか、V8が用意され、駆動方式は4WDのみ。7速のデュアル・クラッチがこれに組み合わせられる。
アウディのテクニカル・ボスであるウルリク・ハッケンベルグは、このR8が前モデルよりも遥かに良いハンドリングを持つとしている。また、「サスペンション・ジオメトリーを変えることによって、ウラカンとは違ったキャラクターが与えられている。」とも語った。
ちなみに、R8にはモデル・サイクル後半にはターボ・ユニットも搭載されることになる。ハッケンベルグは、「ある特定の国では、ダウンサイジングが求められている。」とコメントしている。