text : Kazuhide Ueno(上野和秀) photo : モビリティランド
シーズン開幕に先駆け、ニューマシンや往年のマシンの展示やデモランなどで親しまれている「モータースポーツファン感謝デー」が開催された。今年はホンダF1初参戦から50年目の節目で、2015年のF1復帰を記念したイベントが多数開催された。ファン感謝デーの人気プログラムとして2012年から行われている星野一義氏と中嶋悟氏による対決は、今回は昨年フォーミュラ・ニッポンで使用されたSF13を使用しイコール・コンディションで行われた。土曜日は星野氏が勝ち取るが、日曜日は中嶋氏が制し、五分の結果となった。コースではスーパー耐久、鈴鹿8耐、スーパーフォーミュラ、SUPER GT、N-ONEのテスト走行やデモランなどが行われ、2日間で3万8000人のファンが訪れた。
ホンダF1参戦50周年企画として初優勝したRA272を、昨年のスーパーフォーミュラ・チャンピオン山本尚貴選手がデモラン。
特設会場ではスーパーフォーミュラマシンの解体ショーが行われ、レーシングシアター前では「はやさのひみつ教室」を開催。
今年マシンが一新されたスーパーフォーミュラのシェイクダウンテストが行われ、各チームのマシンが一堂に走行した。
ル・マン24時間に挑んだNSXを始め、歴代のNSXコンペティション・モデルによるデモランが行われた。
恒例となった中嶋悟 vs 星野一義による永遠のライバル対決が行われ、土曜は星野選手、日曜日は中島氏が制した。
今年からスタートするN-ONEノワンメイクレース「N ONE OWNER'S CUP」の専用車両も初披露された。
グリッドにマシンを並べた状態で来場者に開放され、あわせてピットウォークも行われ人気を集めていた。
走行プログラムの間には、サーキット・クイーン(CQ)のセレモニーを開催。新たにCQを務める36期生が紹介された。
東コースを8周して競われるデモレース「8耐鈴鹿トワイライト」は、夕暮れの時間帯に行われ8耐の雰囲気を再現。