ROMAN HOLIDAY‐ローマの休日を彩ったベスパ
2014.02.15-05.11
名画「ローマの休日」のワンシーンで、グレゴリー・ペック演じる新聞記者と、オードリー・ヘップバーン演じるアン王女が、ベスパに2人で乗ってローマ市内を駆け巡るシーンをご記憶だろう。またカメラマンが、フィアット・トッポリーノで2人を追いかけるシーンも有名だ。そのローマの休日に登場したクルマたちをテーマにした企画展、ROMAN HOLIDAY - 映画、「ローマの休日」を彩ったスクーター“ベスパ” - が、アウトガレリアルーチェで開催されている。会場には、1946年式のベスパ 98から最新のベスパ946までの13台が集合。さらに、ベスパの4輪車である400、フィアット500トッポリーノなどを展示。5月11日まで開催されているので、一度訪れてみてはいかが。
1954年型ベスパ125VM2。手前の車両はノンレストアのオプション装着車だ。当時のポスターをモチーフにした壁紙が楽しい。
映画、ローマの休日仕様のレプリカ。タンデムシート前部のバーはもとより、ナンバープレートまで忠実に再現されている。
歴代のベスパたちがローマの休日のワンシーンに囲まれて展示されている。ベスパ・ファンにはたまらない情景だ。
ローマの休日に出演したわき役たち。左手奥にはトッポリーノやベスパの貴重なヒストリーが掲示されている。
ギャラリーの壁面はカラフルな映画のシーンで彩られており、その前に歴代のベスパたちをディスプレイ。
名脇役のフィアット500Cトッポリーノやベスパの4輪車であるAPEや400なども展示されている。
フィアット500Bトッポリーノ。ローマの休日でエディ・アルバート扮するカメラマンのクルマだ。
ベスパに関する様々なグッズ類も展示されている。こちらは当時モノの超貴重なツアー・ゲーム(双六)だ。
会場を見ていると、無性にベスパとトッポリーノが欲しくなってくる。それほど見る者を引き込む、素晴らしい企画展だ。
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