ルノーとケータハムの共同事業はキャンセルか?

公開 : 2014.03.25 22:50  更新 : 2017.06.01 02:13

ルノーケータハムのジョイント・ベンチャーはキャンセルされることになるとAUTOCARは関係筋から聞いた。

この2つのメーカーの協定は2012年にスタートしたもので、ルノー、ケータハムがそれぞれ50:50の出資を行い、アルピーヌのディエップの工場で300人の労働者を雇うというもの。このプロジェクトは、ソシエテ・デス・オートモビルズ・アルピーヌ・ケータハム(SAAC)と呼ばれ、アルピーヌおよびケータハムのブランド名でそれぞれ2シーターのライトウエイト・スポーツを生産するというものだった。

両車は同じアーキテクチャーとパワートレインを共有し、2016年後半にそのモデルが登場する予定だ。エンジンについてはケータハムが300psを、アルピーヌが250psを発揮すると言われ、ボディ重量は1100kgを目標にしていた。

AUTOCARから、このプロジェクトが分裂したかどうかを確かめたところ、ルノーもアルピーヌもコメントはなかった。しかし、ルノーがアルピーヌの今までの顧客からの意見で、そのデザインの再考を今年初めに行ったところから計画が遅れ始め、両社の緊張感が増したとされている。

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