高荷重に最適の「P ZERO」

ピレリは、電気自動車やハイブリッドカー、SUVに特化した、同社初となる高荷重タイヤを発表した。

バッテリーを搭載する新モデルの重量を支えるために作られたこのタイヤは、電気自動車のような車重の重いクルマに最適。低い転がり抵抗と高い操縦性、および快適性を実現した。

サイドウォールにHL（ハイロード）マークが刻印されているこの新タイヤは、欧州のETRTO規格に準拠しており、スタンダードロードタイヤに比べて負荷能力を20％増やすことができ、同タイヤサイズのエクストラロード（XL）タイヤに比べても、6～9％の負荷能力を増やすことができる。

また、元テスラモーターズ副社長によりつくられた高級EVベンチャーのルーシッド・モーターズの高級EVセダン「ルーシッド・エア」が、ピレリのHLタイヤを採用した最初のクルマになることもあわせてアナウンスされた。

画像　ピレリ「P ZERO HL」を採用【ルーシッド・エアを見る】　全1枚