フェラーリ、モンテゼーモロ会長、フェリーサCEOが留任
公開 : 2014.03.26 20:00 更新 : 2017.06.01 02:13
3月24日、フェラーリの株主総会が招集された。この総会では、意図的に生産台数を削減したにもかかわらず、売上、収益、財務状況の面で記録的な業績を達成した2013年度の財務業績が承認された。
フェラーリの戦略として、2013年は、プロダクトの希少性と経時的価値を高めるため生産台数を減らすこととした。その結果、販売台数は前年比5.4%減少したものの、売上は€23億(3,253億円)と前年比5%増となり、営業収益も€3億6,350万(514億円)と前年比8.3%増、純利益も€2億4,600万(347億円)と前年比5.4%増まで急増した。
また、株主総会では、議事日程の一環として2014〜2016年の取締役が任命された。現在役員を務めるルカ・ディ・モンテゼーモロ会長他、ピエロ・フェラーリ、アメデオ・フェリーサ、アル・ムバラク・ハルドゥーン・カリファ、アルフレード・アルタヴィラ、エドゥアルド・ウンベルト・キュー、セルジオ・マルキオンネ、リチャード・パーマー、マルコ・ピッチニーニの留任が決定。また、これらの現行の役員に加えて、ハラルド. J. ウェスター、スコット・ガーバーディング、アントニオ・ピッカ・ピッコン、ジョルジオ・フォッサーティが新たに役員に任命された。
株主総会後には、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長を議長、ピエロ・フェラーリを副議長、アメデオ・フェリーサをCEOとして取締役会が召集され、各役員の代理委任状が承認された。