【V12は生き残れない】ランボルギーニ社長 電動化と新モデルを語る 新時代の立ち回り

公開 : 2021.07.28 19:45

非電動のV12は存続できない

――合成燃料により、非電動のV12を存続させることができるでしょうか?

「わたし個人の意見では、ノーです。当社は、自然吸気エンジンだけではなく、より優れた組み合わせであるハイブリッド化に踏み込んでいます。自然吸気ではピークを迎えています。2つ(EVと内燃機関)の組み合わせは、単体よりも優れているのです」

ステファン・ヴィンケルマン社長
ステファン・ヴィンケルマン社長

――今後は伝統を活かしていくのでしょうか?

「当社のようなブランドは、強いルーツを持っていなければならず、その歴史の上に立つべきです。しかし、歴史については学ばなければなりません。歴史を繰り返して失敗するわけにはいかないのです」

――ランボルギーニの歴史の中で、どの要素を繰り返しますか?

「サクセスストーリーです。当社は小規模ですから、すべてのアクションを成功させ、目標を達成しなければなりません。これこそが焦点を当てなければならないことなのです」

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