マストレッタMXTは2015年にヨーロッパで発売開始

公開 : 2014.03.27 22:10  更新 : 2017.06.01 02:13

メキシコのマストレッタは、今年の後半にスポーツカー、MXTにフェイスリフトを施し、2015年にヨーロッパで発売すると発表した。

このマストレッタMXTは、昨年、一度はヨーロッパ発売が検討されたモデルだ。しかし、その予想される販売ボリュームが少なかったため保留されていた。

「同社はワンステップ上に成長する必要がある。現在のマーケットは自国とその近隣諸国だ。」とマストレッタのヨーロッパでのデビューを監督する立場にあるスティーブ・ヒンドルは語った。また、「ヨーロッパでの発売に関して、ニッチ・マーケットがきちんと存在することを確かめなければならない。」ともコメントしている。

現在、南アメリカを中心にMXTは年間50台が生産されている。新しいMXTは、これまでのフォード製の2.0デュラテックに変わり、フォーカスSTに搭載されているエコブーストを搭載し、フロントエンド・デザインにも変更を受ける。また、1000kg未満というボディ重量を目指して、その構造も変更される。

「われわれのフィロソフィーは、軽量ということになる。また、シャシーのアーキテクチャーがパフォーマンスを決定することとなる。」とヒンドルは語っている。

マストレッタは、その新車販売を促進するために、クルマ自体の製造はメキシコで行うが、GT4パーツなどは英国で用意するとしている。

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