アストン・マーティンDB5が現代に復活?
公開 : 2014.03.28 22:20 更新 : 2017.06.01 02:13
英国のビジネスマンであるデイビッド・ブラウンが、1960年代のアストン・マーティンにインスピレーションを受けたレトロなGTスポーツを、ジャガーXKRベースで作成した。デイビッド・ブラウンと言うと、アストン・マーティンのDBシリーズの生みの親だが、この人物は、そのデイビッド・ブラウンとは別の人物だ。
このモデルは、スピードバックGTというネーミングが付けられ、4月17日にモナコで行われるトップ・マークス・ショーで公開される。ジャガーXKRのプラットフォームの上に、アルミニウム製のパネルが架装されたもの。その生産数は1年につき50台が限度でありため、ジャガーとは直接ライバル関係ににはないという。
デザインは1960年代のアストン・マーティンのDB5やDB6からインスピレーションを得たものだが、ランドローバー・ディスカバリーやタルボ・サンバをデザインしたことでも知られるデザイナーのアラン・モベリーによれば、フェラーリやマセラッティの持つニュアンスも取り入れられているという。
インテリアおよびエクステリアは、63ミクロンのニッケル合金が溶結されたダイレクト・メタル・レーザー焼結技術のパネルが使用される。スピードバックは、このテクノロジーを採用する最初のクルマとなるということだ。
また、コンバーチブル・バージョンも計画にあるという。