text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一) Photo:Chizuko Uchida (内田千鶴子)
気軽にクラシックカーでサーキットランを楽しむことを目的に開催されている、東京ベイサイド クラシック カップの第4回が開催された。より多くの人たちにクラシックカーの走りを見てもらおうと、今回は東京都自動車整備振興会調布多摩川支部の走行会実行委員会が主催する、“第4回ファミリーサーキットデイ”の中での開催となった。
回を追うごとに参加者が増えているこのイベントだが、特に今回、クラブマンズ カップは35台を数え、コースのグリッドをほぼ埋め尽くす勢いであった。よりドライバーのレベルが高くなるクリスタル カップ、スーパー クリスタル カップでも25台と、こちらも着実に参加者は増えており、イベントそのものの人気が上昇していることが伺われた。
クラブマンズカップのスタートの様子。今回は35台の参加を数えはるか向こうまでグリッドが続く。
サーキット・イベントでは珍しいフィアットX1/9だが、今回は3台も参加した。
数周ほど4台のバトルが続いたが、最終的にアルファ・ロメオ2000GTVとフォード・エスコートが集団をリード。
渋いモーリス・マイナーのレーシング・バージョンが、セブンとフェアレディを押さえて快走する。
60分耐久に参加したフィアットパンダ4×4は、フィアット系のメンテが得意のアウトパンダがエントリー。
スーパーセブンとミニのバトル。まるでイギリスのサーキットにいるかのような光景だ。
ロータス・エランSr.2は、前回優勝したアルファ・ロメオ・スパイダー・ヴェローチェを従えて走る。
毎回伊豆方面から参加する熱心なオーナーが駆るホンダS800レーシングは、ホンダ・サウンドを披露。
60分耐久のドライバーチェンジ。あまり緊迫していないのは、ハンディキャップが4分もあるため。
35台の参加があるとコースが混んでくる。ミニMk-IIの後ろにはホンダS800レーシング、アルファ、ミニが続く。
ベテランがドライブするMG1300は、FFの姿勢変化を熟知して巧みにコーナーを駆け抜けていった。
オースチンA40ファリーナとミニのバトル。トラクションがかかりA40のフロントはインリフトしている。