text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一) Photo:Chizuko Uchida (内田千鶴子)
東京都自動車整備振興会 調布多摩川支部の走行会実行委員会が主催する、“第4回ファミリーサーキットデイ”が、袖ヶ浦フォレスト・レースウェイで開催された。自動車整備振興会は国の許認可を受けた自動車修理・民間車検場が加盟している団体である。その会員から、クルマを走らせる楽しさを伝えるイベントとして開催されたもの。
エントリー資格は、免許を持っていること以外には特にないため、1960年代のヒストリックカーから最新モデルまで200台以上が参加し、パドックを埋め尽くした。ペースカー付で追い越し禁止のファミリー走行から、比較的本気のスポーツ走行まで大きく5つを用意。それぞれのドライバーが望むレベルのクラスを用意することで、サーキットを楽しく走れるよう工夫されていた。
スカイライン54Bは2台が参加。この素晴らしいコンディションの後期型は貴重なシングル・ナンバー付だ。
カウンターステアをあてながらコーナーを豪快に立ち上がるフェラーリ458イタリア。
イギリスのレーシングカーのメーカーとして知られる、エルヴァのレーシングモデルも参加した。
ロールスロイス・コーニッシュは4人乗せて、ファミリーランで優雅にサーキットランを楽しんだ。
最近あまり姿を見ることがなくなったアルファ・ロメオ・アルファスッド・スプリントの後期型が参加。
サーキットに限らず日本では見ることが珍しい存在である、トライアンフ・スタッグもやってきた。
TE27トレノとフェラーリ328GTBとのバトルは、ここでしか見られない貴重な光景だろう。
12気筒サウンドを響かせながら気持ちよさそうにサーキットを駆けるフェラーリ550マラネロ。
ファミリー走行でのんびりと袖ヶ浦フォレスト・レースウェイを楽しむオースチン1100。
雰囲気よくモディファイされた初代のB10サニー・クーペが、ミニと共に走りを楽しんでいた。
走行スケジュールが終わった後は、参加者全員がペースカーについてパレードラン。
コースで存分に走りを楽しんだとは、参加者全員で記念撮影を行い、岐路が渋滞する前に解散となった。