【新エンジン追加】マツダ2 欧州で仕様変更発表 115psの最上位モデル導入
公開 : 2021.08.02 20:45
マツダのコンパクトハッチ「2」が欧州で仕様変更。装備を充実させたほか、最上位モデルが追加されました。
グレード整理とエンジン追加
マツダ2のマイナーチェンジが欧州で発表された。
欧州では10月1日から、既存の74psと89psのモデルに、新たに115psの1.5LスカイアクティブGを搭載するモデルが加わる。
マツダ2は全7種類のグレードが用意され、ベースのSE-Lは1万6475ポンド(約250万円)からとなっている。
全モデルにナビゲーション、クルーズコントロール、Bluetooth、エアコンが標準装備され、74psのモデル以外にマイルド・ハイブリッド・システムが搭載され、「e-Skyactiv-G」のバッジが装着されている。
「スポーツ」モデルにはワイヤレスのアップル・カープレイが搭載される。「GTスポーツ」では初めてトランスミッションをMTまたはATから選択できるようになったほか、フロントシートヒーター、カラー・ヘッドアップ・ディスプレイ、バックカメラが追加された。
充実装備のコンパクトハッチ
115psの新エンジンは、最上位モデルであるGTスポーツテックにのみ搭載され、6速MTと組み合わされる。価格は2万845ポンド(約320万円)から。
GTスポーツテックには、アダプティブLEDヘッドライト、ブラインド・スポット・モニター、リア・シティブレーキ・サポート、360度パーキングカメラが装備される。
マツダによると、1.5Lエンジンは圧縮比の向上とエグゾースト・マニホールドの改良により、燃費の向上とCO2排出量の削減を実現しているという。
具体的なCO2排出量は、74psのモデルで109g/km、最上位の115psのモデルは113g/kmとなっている。
マツダの英国部門の責任者であるジェレミー・トムソンは、次のように述べている。
「マツダ2は、これまで以上に効率性を高め、全モデルに充実した装備を採用することで、最も競争の激しいセグメントにおいて個性的でプレミアムなモデルとなっています」